【台湾師範大学語学センター】短期留学プログラムの感想

師大国語教学センター旅行
スマホによる眼精疲労のイラスト(女性)フリー素材いらすとやより

台湾師範大学の留学を考えている人「留学プログラムの中身と感想を詳しく聞きたい。短期とはいえ、留学費用は結構かかる。申込み期限までに、行って後悔しないプログラムかを確かめたいけど、情報が少ない…。留学プログラムの様子を知りたいです。実体験をもとに、感想を聞かせてください。」

こんな悩みにお答えします。

記事のテーマ

【台湾師範大学に留学したい人向け】留学に参加した感想【不安を解消します】

記事の信頼性

記事を書いている僕は、台湾師範大学に20日間留学した経験あり。
参加したプログラムはこちら

【台湾師範大学語学センター】短期留学プログラムの感想

悩みに悩んで決めた国立台湾師範大学。

決め手は「3週間」でした。

先生が鬼教官で思考が繰り返し停止しても、課題の量が多くて手が腱鞘炎を起こしても、何とかやりきれると思ったからです。

しかし、心配無用でした。

以下で詳しく紹介します。

やる気も成果も出る授業|圧倒的に双方向!

先生が授業に使うパソコン

とにかくたくさん話す

授業中に中国語をたくさん話します、学生が。

先生が文法の説明をするときを除いて、学生が話さない時間はないです。

したがって、だんまりし続けて透明人間になることはできません。

先生が質問してきたことに答えたり、隣の学生と教科書やプリントに沿って会話練習したりするという感じです。

例えば、

  • 授業に入る前に「昨日何した?」と一人一人質問されて、深堀りされる。
  • 教科書の例文や質問を、自分でアレンジして会話に取り入れる。
  • プリントの地図を見ながら、隣の学生と道案内の練習をする。
  • 教科書のテーマに沿って、即興でプレゼンする。

このような活動がありました。

きっつ

と口では言いたくなりますが、やってみるとそこまで大変ではないし、むしろ楽しいです。

テーマに沿っていれば、公序良俗違反でない限り、自分の好きなように話してOK!

必要に応じてジェスチャーを交えつつ、頑張って伝えます。

先生もそこのところ理解してくれているので、しっかりバックアップしてくれます。

学生間の会話練習中も、先生が巡回して細かくチェックしてくれます。

事実、眠気で言葉の使い方があやふやになったとき、先生が会話を遮って、レクチャーをしてくれました。

また、学生側はみんな日本人です(日本人は日本人専用クラスに入れられます)。

中国語が分からなくても、根負けしなければ、なんとなくの雰囲気で伝わります。

意図したことが意図したとおりに伝わるようになってくると、

心がふかふかのシモンズベッドの上で飛び跳ねているような感覚がします。

日本の、図書館のように静かな講義とは180度違い、退屈さがないと気づくはずです。

そして、ふと気づいたときには、台湾に来た時より中国語が出てきやすくなったと感じられます。

また、台湾人に突然話しかけられても大して動揺しなくなります。

ドーパミンが出ているなー、と体感できます。

なお、「話すのが苦手」「話すと恥ずかしくて動揺する」という方でも大丈夫です。

自分を含め、最初はそんな感じの人ばかりです。

話していくうちに、少しずつでも耐性がついていくし、

何より日本語より先に中国語が出るようになります。

また、台湾に行くと、恥ずかしさがお茶に入れた砂糖みたいに消えてなくなります。

周りみんなが中国語を話していると、「それが普通なんだ」と脳に上書きしてくれるからです。

構内の写真

先生の中国語が聞き取りやすい

国語教学センターの中はまるで中国本土のようです。

語学を教える先生は台湾なまりがありません。日本と同様に普通話の授業です。

「台湾人だけど普通話がきれい」というパターンと「中国人で台湾に住んでいる」というパターンがあります。

僕の担当の先生は場合は後者でした。

授業が普通話なので、台湾なまりをデフォルトにすることはないと思われます。

なお、台湾なまりがあっても修正してくれます。

事実、同じクラスに台湾と日本のハーフの人がおり、台湾なまりでしたが、そこそこ頻繁に発音を直されていました。

また、先生ははっきり発音してくれます。

とても聞き取りやすかったです。処理できずに「うにゃにゃにゃ」と聞こえることはありませんでした。

YouTubeで中国のニュース番組を聴くときの100倍は分かりやすかったです。

必要に応じて速度を変えて話してくれるので、聞き取りの練習にもなりました。

文法をしっかり説明してくれる

活用中文
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僕のクラスでは、大学オリジナルの教科書に沿って文法の学習を行いました。

もちろん中国語と英語のみの日本語なし教科書です。

日本の教科書とは違い、中身は全て繁体字でした。もちろん簡体字表記もあります。

なお、授業は簡体字で進むので心配無用です。繁体字も同じ日本の漢字を増築しただけなのですぐ慣れます。ひるむ必要はありません。

使っていた教科書は80ページ、10課まであります。

主な内容は、

  • 会話文
  • 新出単語
  • 文法の解説
  • 練習問題とリスニング
  • グループワーク

という構成でした。

挿絵が多く、非常に見やすかったです。

より高いレベルのクラスでは、「當代中文課程課本」という難しめの教科書を使うところもあったようです。

當代中文課程課本も台湾師範大学オリジナルです。

授業では、教科書に出てきた文法を説明+掘り下げをしていました。

主にパワーポイントのスライドを利用、時々ホワイトボードも使っていました。

図や文を写したり、ジェスチャーを使ったり。ときには体で大きく表現することも。

これをみて分からない人はいなそうだなー、というくらい充実した解説でした。

また、プリントの穴埋めをしたり、習った文法を使って作文・会話練習をしたりするので、理解が深まります。

もし使い方が分からなくても、質問すれば個別に丁寧に教えてくれます。

能力に合ったクラスに入れてくれる

初日の始業式の後、レベルチェックがあります。

順番に呼ばれていき、終わった人から釈放です。

先生2対学生1オール中国語の面談です。

面接してくれる先生が、学生の能力に見合うクラスに入れてくれます。

また、もし授業を受けて合わなくても、申し出ればクラスを変えてくれます。

僕の場合、自己紹介、台湾でやりたいこと、中国語をなぜ学ぶのか等を聞かれました。

他の人に聞いた話では、

中国語をあまり話せない方は、文章を音読するように指示されるらしいです。

中国語が不完全でも熱意をもって聞いてくれたので、面接とはいえ緊張することはありません。

台湾旅も満喫!校外授業&文化授業

九份の提灯

有名な観光地にバスで連れて行ってくれる

選択肢は、九份、十分、淡水、宜蘭、三峡

申し込めば、このうち3か所まで貸切バスで連れて行ってくれます。

台北からちょっと遠い観光地ですが、「バスに乗るだけ」なので、交通手段や運賃などを考える必要がありません。

アクセスを調べる時間をフルに転用して、行きたい地域の情報集めに集中できます。

僕は台北以外にも訪問したかったので、「地球の歩き方 台湾」を参考にしていました。

熟考の末、僕は、九份、十分、淡水に行きました。

お昼ごはんを食べたあと、1~2時頃に正門前から出発して現地に向かいます。

滞在時間は夕方の日が落ちた頃まで。

帰りのことを考えなくて良いので、ゆったりと街なか歩き、食べ歩き、写真撮影ができます。

これに加えて、乗船させてくれたり(淡水)、ランタン上げを体験させてくれたり(十分)しました。

貴重な体験ができて、心の中で万歳三唱。

2,3時間も1つの観光地にいれば、さすがにお腹いっぱいになります。

帰りも貸切バスで大学に戻ります。

台北から意外に距離があるらしく、たいてい20時くらいに到着していました。

ちなみに、大学が費用を全て負担してくれたので、追加料金不要

留学費用のもとを取るつもりは全くありませんでしたが、お得さにまた心のなかで万歳三唱。

ちなみに、宜蘭はちょっと遠いので、一日がかりの日帰り旅行になります。

宜蘭では巨大屋外プールを楽しむことができるようです(要水着)。

なお、一日潰れてしまうのがもったいないので、台湾全土を旅したい人にはおすすめしません。

文化を手軽に体験できる

パイナップルケーキ作り

僕が参加したプログラムでは、全11種類から3種類まで選択OK!

具体的には

武道・運動系:カンフー、太極拳、チャイニーズヨーヨー、原住民舞踊

室内系:中国絵画、書道、台湾茶道、竹細工、パイナップルケーキ作り、消しゴムハンコ作り、注音の授業

日本では体験できなそうなものばかり集まっています。

やってみると意外と楽しかった」という人ばかりだったので、興味がないものでも参加してみると良いと思います。

僕は、パイナップルケーキ作り(美食)、消しゴムハンコ作り(篆刻)、注音の授業(中國語發音)を受けました。

まず、パイナップルケーキづくり(美食)

パイナップルケーキは大学内の料理室で作ります。

材料と道具は用意されていて、先生の指示に沿って一つ一つ工程を進めていきます。

最後にオーブンで焼き上げます。バターの良い香りが部屋中に充満して過呼吸を起こしそうでした。

作ったあとは一人8個分配されました。

ちゃんと専用の袋と箱が用意されていて、手土産にできそなレベルでした(国外持出不可)。

これが本当に美味しく、とれるならこの授業を3回取りたかったです。

次に、消しゴムハンコ作り(篆刻)

あまり期待していなかったのですが、やってみると意外に楽しかったです。

図柄のデザインがあるので、自分の好きな物を選んで消しゴムにペンで下書きします。

これに沿って彫刻刀で消しゴムを切って作ります。

先生の確認を受けたら、事前に用意されている布製エコバッグにスタンプして出来上がり。

なお、エコバッグは2Lペットボトルが2本入る程度の大きさです。

台湾留学の記念品になりました。

最後に、注音の授業(中國語發音)

注音を勉強します。「厂厂」こんな感じのやつです。

b(ブー)、p(プー)、m(ムー)、f(フー)から発音練習していきます。

この授業だけで注音を覚えることはできません。

しかし、注音の付け方や使い方を学ぶことができるのでおすすめです。

事実、これがきっかけで注音を独学しました。

時間はまだかかりますが、スマホで注音を打って、文を作ることができるようになりました。

潤沢な自由時間

自強號の写真

たくさんの都市を巡れる

平日(月曜~土曜)は午前が授業午後が自由時間です。

午後に校外授業や文化授業すらなければ、完全に暇になります。

休日は一日中フリーのことも(寮が師大会館の場合、23時~6時を除く)。

そこで、台湾全土に出かけることができます。

台湾は九州くらいのサイズで移動しやすい上、鉄道とバスの速達性が高いです。

特に台湾西部の交通網は納豆のネバネバみたいに広がっています。

さらに、交通機関が非常に安いです(日本人から見て、台湾高鐵除く)。

HSK一回分のお金があれば、台湾一周だってできます。

このため、半日あれば、台湾のどこでも好きな都市に行って、大満足して帰ってこれます。

暴れまわるつもりで、毎日のように小旅行に出かけるのも良いと思います。

僕の場合、例えばこんな行程で「暴れ」ました。

  • 平日(授業前):台北→南港→台北
    <主目的>台湾高鐵を楽しむ。
  • 平日(授業前):台北→樹林→台北
    <主目的>環島之星に乗る。
  • 平日(授業後):台北→羅東→蘇澳→礁溪→台北(22時頃)
    <主目的>復興號を楽しむ、貯木場跡を見る、温泉に浸かる。
  • 平日(授業後):台北→八斗子→基隆→台北(20時頃)
    <主目的>海を見る、夜市を楽しむ。
  • 休日:台北→新竹→車埕→台中→台北(22時半頃)
    <主目的>台湾高鐵のグリーン車、グルメ、街歩きを楽しむ。
  • 休日:台北→彰化→橋頭→高雄→台北(22時頃)
    <主目的>扇形車庫を見る、博物館見学。
  • 休日:台北→屏東→台東・池上・玉里→台北(翌6時頃)
    <主目的>普快車、夜行列車、グルメを楽しむ。

台北で台北101に行くのも、龍山寺に行くのも、故宮で白菜をみるのも、士林夜市に行くのも・・・全て楽しいと思います。

また、台北で一日3食グルメでも良いと思います。

しかし、

個人的には、台北だけではやはりもったいないと思います。

是非、様々な場所に足を運んでみてください。

ちなみに僕の場合、台北101、龍山寺、故宮のいずれも行きませんでした。

台湾人から「なぜ行かなかったのか」と毎回突っ込まれるので、今度試しに行ってみようと思います笑

自主学習にもたくさんの時間を割ける

先述のように、日曜日と月~土の朝と午後は基本的に自由です。

予習復習の時間をしっかり確保することができます。

朝は9時から授業開始です。早起きして、朝活するのが特におすすめです。

朝は頭がすっきりしていて、情報の読み込みスピードが早いからです。

また、午後はグルメする前に予習・復習するのがおすすめです。

台湾は脂っこい料理が多く、食べた代償として眠くなるからです。

さらに。

レストランで注文練習したり、切符を窓口で発券したり、街なかの銀行で両替したりするのもおすすめです。

台湾の人としゃべってみると、意外と話せないことに気づきます。

しかし、繰り返し中国語を使っていくと、次第に応用力が身についてきます。

中国語力の向上に寄与すること間違いなしです。

台湾高鐵の切符

良好な周辺環境&便利な立地

頂好の売り場

近くにスーパー2軒、地下鉄2駅、目の前はバス停とレンタサイクル置場

近くに台湾大手スーパーの頂好と全聯福利中心があります。

食料品や日用品を安く調達できるので、困りません。

悠遊卡で支払うことができます。

また、町のいたる所にファミマセブンイレブンなどのコンビニがあり、旅先のちょっとした買い物に便利です。

ちなみに、敷地内の建物にサイゼリヤとパン屋のサンメリーも入っています。

サイゼリヤの看板

日本と大して味が変わらないそうなので、台湾の食事が合わない人には朗報です。

地下鉄の東門駅と古亭駅は徒歩5分ほどのところにあります。

東門駅の駅名標

台北や西門町に乗換なしで行けて、非常に便利です。

台北の地下鉄は安い上、頻繁に列車が来ます。運賃表も時刻表も必要ありません。

大学を出たところにバス停があります。

バス停

台北の路線バスはどれに乗っていいか分からないことを除けば、優秀な交通機関です。

安くて色んな場所に通じています。

慣れれば、地下鉄より安く早く目的地に行けることも多いです。

また、バス停の隣にYoubikeのレンタサイクル置き場が設けられています。

Youbike置き場

台北を自転車で見て回りたい、という方には非常に便利です。

非常に安価。クレジットカードか悠遊卡(おすすめ)で決済できます。

返却場所は町の至るところにあるので、探さなくても多分見つかります。

朝も夜も明るくて、静か

街なかの光景

目の前は大通り。街灯がしっかりと周りを照らして、安心感があります。

また、飲食店やスーパー、コンビニは遅くまで営業していて明るいです。

路地に入っても、薄暗い程度です。危険な感じがほとんどしません。

師大会館は大通りから少し離れていて、住宅地よりの場所に建っています。

朝も昼も夜も、かなり静かでした。

道路も建物もきれい

 綺麗さは日本の大都市と大して変わりません。

ゴミは落ちていませんし、落書きもあまり見ません。

治安が良い証拠だと思います。

師大の周りに台湾グルメが大集合

大來小館の料理

 師大の真ん前にある師大夜市、あるいは東門周辺台湾のグルメが集結しています。

徒歩圏内で、美味しい台湾料理を好きなだけ楽しめます。

有名な小籠包店の鼎泰豐(ディンタイフォン)もここにあります。

日本人からみると価格は大して高くないので、毎日行っても破産しません。

体が肥えるので、注意が必要です。

おわりに

台湾師範大学に留学しようと思っている人の不安が少しでも和らげば幸いです。

台湾師範大学の寮の師大会館に泊まった感想は、こちらの記事で紹介しています。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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