学生も株やろう!今すぐ始めたくなる7つのメリット。注意点は4つ

東京証券取引所VS株式投資
東京証券取引所

「株に興味はあるしやってみようかな。でも怖い。」

始める手順や必要額、注文方法など、株はやらないと分からないことが多く、始めの一歩がなかなか踏み出せません。「社会人になってからで良いか」と後回しにしがちです。

ただ学生は、株を始めるには絶好のタイミングなんです。そこでこの記事では、学生から株をやるメリットと注意したいポイント、株の始め方を詳しく解説します。最後におすすめの証券会社も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

学生時代から株を始めるメリットは?

学生時代に株を始めるメリットは数多く挙げられます。
ここでは、そのうち7つを具体的に説明します。

①バイト以外の貴重な収入源になる

学生の収入源と言えば、アルバイト・インターンでもらえる給料がメイン。
ほとんどが時給制で大きく稼ぐことは期待できず、稼げても年間約100万円が上限です。学業を続けながら労働時間を確保する必要も出てきます。

また、仕送り・お小遣い等がなければ、仕事を休んだり辞めたりすると無収入になってしまいます。

この点、株は労働時間を捻出する必要はありません。
企業分析をする時間を除けば、買ったら値上がりを待つだけだからです。時期や株によっては、配当金や株主優待を受け取れる場合もあります。

加えて、株式投資をすると学業・部活を優先して働く回数が減っても、心持ちが楽になります。
「働かなくてもお金を増やせるんだ」と実感できるからです。

もちろん、株を始めたからと言って必ず稼げるわけでなく、働いてもらえる金額には遠く及びません。しかし、株は少額からでも買えます。学生にとっても始めるハードルは低く、バイト以外の収入源を作るなら有望な手段と言えるでしょう。

支出が減って、お金が増える?

お金を増やすには、支出をコントロールするのも大事です。
支出を減らすことができれば、お金が貯まりやすくなるからです。

株をやれば支出を減らす効果が期待できます。
株を売り買いするときには企業が儲かっているか、どれだけ資産を持っているかを確認します。この企業分析を通じてモノを価値で評価する力が養われ、無駄な買い物を避けるようになるからです。

楽天やAmazonのタイムセールを例にするなら、買う前に「何でタイムセールしてまで売るのか」と考えるようになります。安さを理由にした衝動買いが減り、お金を守ることができます。

②経済・政治の授業が面白くて聞きたくなる

経済・政治の授業は、学生にはほぼ関係ない話です。
実際、景気が悪くなったからと言って学校が閉鎖されるわけではなく、アメリカ大統領が交代したからと言ってバイト代が増えるわけではありません。生活と直接的な関わりがないからこそ「つまらない」と感じてしまうはずです。

しかし、株式投資という目的意識があれば授業が面白いと感じられるようになります。
経済状況や政治判断は、会社の儲けと株価に大きな影響を与えます。この仕組みを理解するには、経済・政治の基礎知識を学ぶ必要がありますが、授業はその手助けをしてくれるからです。

授業を聞くと株式投資に役立つと思えるからこそ、授業が聞きたくなるんです。

マーケットの動きを体感できる

「頭では分かっているけど、やってみると違った」という経験はありませんか?
これは株式投資でもよくあります。

経済学の発展によって、マーケットの動き(例えば、株価や物価の上昇・下落)は、ある程度予測できるようになりました。しかしそれでも、考えた通りに動かないことが日常茶飯事です。

株式投資をすると、マーケットは予想のつかない動きをするものだ、と知ることができます。儲かる儲からないにかかわらず良い経験になるはずです。

考えた通りに動かない例
  • 儲けが倍増したが、期待したほどではなかった:株価が急落
    →会計ソフト・半導体製造装置の会社など
  • 儲かっていないが、今後儲かりそう:株価が上昇
    →コロナ下のマスク不足で、マスク会社の株価が急騰した

③日経新聞が読みやすくなる

日経新聞は全国で販売されている経済新聞です。
読売新聞や朝日新聞などと比べて、株価や企業・産業、政治などお堅い記事が多いのが特徴です。一部のビジネスマンやデイトレーダーにとっては、仕事の必需品になっています。

株を始めると、日経新聞が読みやすくなります。
企業分析を通じて、経済や政治の基礎知識、産業・企業に対する理解が深まるからです。知っている用語が格段に増えるので、「この記事、面白い」と感じる機会が多くなります。

日経新聞は就職活動(就活)や将来、仕事をするときに読むことになります。
学生時代に読み慣れておけば、いざ日経新聞を読まないといけない場面で慌てたり苦労したりすることはなくなるはずです。また、日経新聞は難しめの新聞です。日経新聞が読めるほどの高い読解力を身につければ、他社の新聞や小説なども読みやすくなりますよ。

新聞は、図書館に行けば無料で読めます。家に無いという方は試し読みしに行って見ると良いでしょう。

④自己推薦入試のネタになる

一部の高校・大学では、自己推薦入試が導入されています。
試験の点数で競う一般入試に対して、自己推薦入試は学業の成績や自分の能力、打ち込んできたこと、人物像等が評価されます。

自己推薦入試では他者と差別化することが重要です。
スポーツで例えれば「テニスの県大会で優勝しました」くらいの、普通の努力では得られない実績を求められることがあります。ただ、結果を出せなくても、力を注いできたことなら評価してくれることもあります。

この点、学生時代から株をやっている人は少ないので、十分に差別化することができます。

  • 株式投資で必要な、統計を分析する数学力を身につけたい
  • 受験を気にせず株式投資に集中したい(附属校の場合)

こうした理由付けをして自己推薦入試に臨んでも良いでしょう。

筆者
筆者

筆者は自己推薦入試で高校に入りましたが、株をネタに志望書を書き、面接で株の話をしました。

⑤就職活動で会社選びがしやすくなる

ほとんどの学生は就職活動(就活)に際して企業分析を始めます。
最初は会社の名前や商品名しか知らない状態なので、会社をどう評価して良いか分かりません。手当り次第に情報を集めることになり、時間を無駄にしてしまいがちです。

この点、株式投資をしていれば会社選びに役立ちます。
業界の課題や会社が儲かる仕組み、時事ネタなどが既に頭に入っているからです。また、どこを見たら良いかピンとくるようになるので、情報収集を効率的に行いやすいです。

広く浅い業界研究や企業分析しかできない学生に比べて有利な就活ができる、と言うこともできます。

筆者
筆者

ピンと来た事例を挙げるとすれば、新聞で「信越化学工業」をという社名を見たとき「半導体っぽいな」と思ったら本当に半導体関連会社でした。

⑥社会人からやるより儲かりやすい

株式投資では、再投資(株式投資であげた利益を再び投資に回す)が基本になります。
再投資を繰り返すほど複利の効果が出て、資産が増えるスピードが上がっていくからです。

学生から株式投資を始めると、社会人よりも投資期間が長くなります。
再投資できる回数が増えるので、社会人から始める人より儲かりやすいのです。UFOキャッチャーで例えるなら、社会人より学生の方がすくえる回数が多くなるということです。

加えて、時間を武器にした長期目線の株式投資がしやすいです。
短期的な値動きに惑わされると、株を売り買いするタイミングを逃しやすくなります。「頻繁に取引したのに、全く儲からないばかりか損した」では株式投資をする意味を見いだせなくなります。

この点、学生のうちからコツコツ投資をしていくと、株価が変動しても影響を受けにくくなります。
長期的に見て儲けが増えそうな会社を選ぶことになるので、短期的な売買よりも安定した利益を出すことも可能です。

複利とは:利子が利子を生み出すこと。

例えば、株式投資で年5%の利益が出ると仮定します。元手が100万円なら、2年目は105万円、3年目は110.25万円、10年目には約155.1万円になります。
3年目では2500円、10年目では5.1万円が利子から生み出された計算になります。

自分に合った投資スタイルが見つかるかも?

何にどのように投資するかによって、投資スタイルが分かれています。

投資スタイルの例
  • 集中投資・分散投資
  • バリュー株投資・成長株投資
  • 優待株投資・高配当株投資
  • 投資信託・J-REIT
  • 先進国株投資・新興国株投資

それぞれリスクの大きさ、儲かりやすさが変わってきます。
学生は株式投資にじっくり向き合う時間があります。いくつか経験すれば、自分にあった投資スタイルが見つかるかもしれません。社会人になると投資にかけられる時間が減るので、株をやるなら今のうちがおすすめです。

⑦暗号資産・金取引に興味を持つきっかけになる

暗号資産(ビットコインなど)や金の取引は、株式投資よりも遠い存在に感じられるかも。
しかし、儲け方は株式投資とほぼ同じで値上がりしたら売るが基本です。株式投資で利用する指標や経験則が使えることもあるので、株をやるだけで案外近い存在に感じて、興味を持つきっかけになると思います。

投資経験がなければ「暗号資産や金取引なんて無理だ」と思ってしまいがち。
しかし、株式投資を始めるだけで挑戦へのハードルが低く感じられます。「暗号資産や金を売買してみたいけど自信がない」という方は、株式投資で肩慣らしといきましょう。

学生が株式投資を始める注意点

学生が株式投資を始めるにあたっては、以下の注意点があります。

  • 損することも当然にある
  • 学業に集中できなくなるおそれ
  • 会話のタネにはならない
  • 特定口座(源泉徴収あり)で取引する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

損することも当然にある

株式投資は、儲かることもあれば損することもあります。
「ハイリスク・ハイリターン」(将来得られる儲けは大きいが、儲けを受け取れない可能性も大きい)と言われています。

分かりやすくするために、10万円を銀行預金したときと株の購入に充てたときを比較します。

項目銀行預金10万円株式10万円
元本保証
1年後の元本必ず10万円引き出せる値下がりしたら10万円は取り戻せない
1年後の儲け利率が0.001%なら+1円10%値上がりで+1万円
10%値下がりで-1万円
リスク小さい大きい
リターン小さい大きい

銀行は元本を保証してくれる代わり、預金者に利益をほとんど分配しません。
一方で、株式投資はこれの真逆です。元本は保証されない代わりに儲けも大きいのです。

株は余裕資金で買ってください。奨学金・仕送りなど生活資金は使わないでください。

信用取引(お金や株を借りて行う株式投資)はリスクが非常に高い取引です。成功すると儲けは大きいですが、失敗すると借金を背負いかねません。現物取引(通常の取引)だけにしましょう。

学業に集中できなくなるおそれ

株価の推移・いくら儲かっているかが気になって、学業に集中できなくなることがあります。

株は平日9:00~11:30、12:30~15:00に取引されています。
スマホですぐ見ることができるので、授業時間や勉強中でも気になってしまうというわけです。勉強中についインスタグラムやツイッター、YouTubeを見てしまう。そんな方は要注意です。

株に使う金額は、「株価が大きく動いてもドキドキしない程度」にするのがおすすめです。それくらいの金額なら、株価を何度もチェックしてしまう事態を防げます。

特定口座(源泉徴収あり)で取引する

株式投資で儲けが出た場合、税金を納める必要があります。

本来なら税金の額を自分で計算した上で、税務署に申告しなければなりません。
申告するときは過去の取引を全て見返すことになるので非常に面倒です。また、申告し忘れると、ペナルティとして納める税金の額が増えてしまいます。

ただ、特定口座(源泉徴収あり)を利用すればそうしたトラブルは防げます。この口座を使うと、税金額を証券会社が計算してくれ、自動で徴収して納めてくれます。納税を気にせずに取引することができて、非常に楽です。

証券口座を開設するときに特定口座(源泉徴収あり)を選択しておけば、それ以降、気にする必要はありません。

税金額を自分で申告する口座は「一般口座」と言います。

会話のタネにはならない

日常会話で株の話をするのはやめた方が良いです。

株式投資をしている学生は少数派です。
友達に株の話をしても「よく分からない」で終わってしまい、興味すら持ってくれません。例えば、友達が遊戯王について熱く語り始めたら退屈ではありませんか(やったことがあれば別ですが)。そんな感じです。

  • 最近、株を始めた
  • 株価が暴落した
  • ◯◯の株で10%も儲かった
  • 株主優待が来た

このような話題を共有したくなるのはよく分かります。ただ、やめておきましょう。

加えて、株の話をすると自分の資産額が第三者に知られてしまう可能性があります。
おごって欲しいと言われたり妬まれたりするなどトラブルの原因になります。株の話はできるだけ控えるように。もし株の話をするなら、話す相手に気をつけましょう。

株を始めるにはどうすれば良い?

株式投資のメリットが分かって、実際に始めてみたくなったという方もいると思います。
そうした方のために、株の始め方をまとめた記事をご用意しました。ぜひ参考にしてください。

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やり方・ノウハウを集めるのと実際に取引するのとでは、経験の量に圧倒的な差が生まれます。
「自分のお金がなくなるかもしれない」と思うと、確かに気乗りしないかもしれません。ただ、テーマパークに行くのと同様、経験を買うと思えば安いものです。少額から買える制度もあるので、挑戦してみるのもアリですよ!

また、証券口座を作ったり、使わずに放置したりしてもお金は一切かかりません。
「やってみよう」と思ったときにすぐチャレンジできるように、とりあえず口座を開設しておくのをおすすめします。ぜひ上の記事から、自分にあった証券会社を見つけてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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