誰でも満足!台湾・彰化の扇形車庫に行った感想

扇形車庫とディーゼル機関車旅行

台北以外で、観光スポットをおすすめされたい方へ。

台湾鉄道彰化駅から徒歩10分。彰化機務段・扇形車庫を見学しに行ってみませんか?

この記事では、扇形車庫の様子と行ってみた感想を紹介します。

彰化・扇形車庫のレビュー&感想

扇形車庫は、台湾中部の都市・彰化にある台湾鉄道の車庫です。

せんすの形をしていること、大きな転車台があることが特徴です。

日本や台湾ではほとんどが廃止されて見ることができなくなりましたが、ここでは現役です。

扇形車庫のアクセスはこちらの記事で解説しているので、よろしければ参考にしてください。

彰化・扇形車庫のアクセス|台北から鉄道・バスで行く方法
台湾・彰化の扇形車庫のアクセス方法を鉄道とバスに分けて、丁寧に解説しました。扇形車庫は今でも台湾鉄道で使われている貴重な車庫です。日本では、すでに現役の扇形車庫をみることができなくなりました。台湾中部に行った際は足を運んでみませんか?

予約不要!パスポートを持って入場。

扇形車庫の受付

時間になると入り口のゲートが開きました。

受付で、安全維護切結書(安全保護誓約書)に氏名、住所、パスポート番号を書いて中に入ります。

人数が多いと受付し終えるまでに時間がかかるので、ゲートに寄っておいた方が良いです。

車庫の裏手を抜けていきます。

裏からでも車庫に入っている機関車を見ることが出来ます。

「お客は入っちゃだめ」と書かれたプレートがぶら下がっていました。

立入禁止の看板

扇形車庫の左側にはディーゼル機関車が留置してあります。

見学者は、ディーゼル機関車の横をすり抜けて扇形車庫の前に移動します。

扇形車庫屋外展示車両

ホームからではなく、地上から見ると、とっても大きく見えて迫力があります。

オレンジ色の車体と黄色と黒のシマシマは、ごつい機関車によく似合っていました。

扇形車庫をじっくり観察

扇形車庫の外観と内部

扇形車庫の煙突

扇形車庫は重厚な造りをしています。すすが付いているのか、壁や柱を含めて、全体的に黒っぽくなっていました。

採光のために、機関車が入る部分の上部はガラスが埋め込まれていました。割れているものがほとんどなかったので、管理が行き届いているのだと思われます。

機関車10両以上が入れるようになっており、中央の転車台からそれぞれのスペースに線路がのびていました。また、それぞれの屋根の上にエリンギみたいな煙突が付いています。可愛らしいです。

内部は、機関車それぞれの高さに合わせて台が設けられていました。きれいだったので、後から造られたものだと思われます。

また、機関車の下に入って点検できるように、深い溝が設けられている箇所もありました。

転車台を回さず直接車庫に入れるように、電気機関車は1,2番でメンテナンスしているそうです。

転車台とその周り

転車台

転車台の周りには、木材が段差なく綺麗に敷かれています。扇形車庫見学はここを自由に移動します。

自由に動き回れるところが広いので、長時間いても飽きがなかなかきませんでした。

転車台はかなり大きいものです。転車台の周りを一周するのに少なくとも30秒はかかります。

線路がいっぱい集まっていて、複雑な構造をしています。興味がなくても、見入ってしまう光景です。

転車台の端っこに小さな管理室がついていて、ここで転車台を動かします。

動かす際は、作業員が管理室の外のへりの部分に立って、周りを確認しながら動かしていました。サイレンはならず、ゴロゴロという音が響き渡ります

転車台を回すため、転車台が通る部分はくぼんでいます。柵はありませんが、危険なので「禁止進入」(入るの禁止)と書かれていました。

見どころ4選

蒸気・ディーゼル・電気機関車が勢揃い

蒸気機関車CK124

扇形車庫の正面から、蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車全てを間近で見ることが出来ます。しゃがめば台車の部分もじっくり観察できます。

実は、反対側にも多数の機関車が停まっています。ほぼ360度、視界の端から端まで、機関車がずらっと並んでいてテンションがあがります。

例えば、車庫内にはCK124蒸気機関車(動態保存)、R31・R153ディーゼル機関車(現役)などが停まっていました。

また、屋外には、S318ディーゼル機関車(動態保存、基地内入換用)や青い旧型客車(引退)が展示されていました。電気機関車は奥の方に見えました。

扇形車庫の屋外展示車両

CK124蒸気機関車:1936年発注。小型で日本国鉄C12型と同タイプ。
R31ディーゼル機関車:1961年から使用開始。動力を蒸気からエンジンに変えた。
R153ディーゼル機関車:1973年から使用開始。主に優等列車用。
S318ディーゼル機関車:1966年から使用開始。入換用の蒸気機関車を全て置き換えた。
青い旧型客車:近年は、普快車として南廻線で活躍。2020年12月23日で運行終了。

台湾鉄道を走る車両の詳しい解説は、こちらの本を参考にすると良いです

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転車台を動かすところが見られる

転車台を動かしている様子

扇形車庫は生きた化石のような存在です。見学時間中でも作業員が黙々と点検作業を続けているのが見えます。

時間があえば、彰化駅に行くために、機関車が車庫から出ていきます。転車台に乗って回転する姿を近くで観察することができます。

ただ出てきて回転するだけなのに、なぜかとっても嬉しく感じました。

この作業は、機関車が車庫で点検を終えてから合計で30分近くかかりました。みたい!という方は時間に余裕を持って来るようにしてくださいね。

展望台で基地内を一望

扇形車庫の展望台から見た景色

扇形車庫の右隣に展望台が造られています。

階段で上まで上がると、彰化機務段と扇形車庫を一望できます。扇形車庫の屋根がどうなっているのかや彰化機務段の広さがよく分かります。

機関車のオレンジ色が鮮やかできれいです。青い変わり種もいて、しばらく展望台でボケッとしていても、飽きのこない風景です。

パソコンのホーム画面にしても良い景色かもしれません。

反対側を見ると、彰化駅を出たり入ったりする列車が頻繁に通り過ぎていく姿が見えます。

小さいこどもが「自強號ーー!!」と叫んでいました。

間近からスピード感あふれる姿を見ることができます。電柱と架線が邪魔するので、走っている列車の撮影にはあまり向いていません。

彰化機務段の機務搶修車(救助工作車、qiǎng xiū chē)

機務搶修車

彰化機務段側にあります。扇形車庫の裏手から眺めることが出来ます。

その他、扇形車庫の入り口を通り過ぎたあと左折。裏道を進んでいくと、木々の間から見えます。

木々の間から見える機務搶修車

客車を3等分したような大きさで、事故や災害で壊れた線路、設備を修復するために使う車両です。

たくさん繋がれた状態で留置されていました。

黒一色で側面に白で「彰化 機務搶修車」と書かれています。「軍事用かな?」と勘違いするくらい物物しさが伝わってきます。

彰化・扇形車庫の基本情報

※重要 左側の案内を見てください!!!

見学時間

左側の案内をみると

  1. 毎週月曜日は休館
  2. 平日の見学時間(月曜除く):13~16時
  3. 祝日の見学時間:10時~16時

と書かれています。特に平日の見学時間にご注意ください。

料金は無料です。
チェックはされませんが、パスポートを忘れずに持参してください。番号を受付で記入します。

彰化機務段・扇形車庫に行ってみよう!

台湾の鉄道博物館や鉄道関連施設を巡りたい方にはとってもおすすめです。また、ちょっと違った台湾旅行を楽しみたい方や台北に飽きてしまった方にもおすすめの観光スポットです。

台湾中部に行くというのにほとんど交通費がかかりません。気軽に行ってみてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

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