早稲田大学に潜む「学院生」って何?どんな特徴?ざっくり把握

早大学院の建物大学生活
早大学院の建物:豆腐建築と揶揄される

大学に入学すると、誰しも一度は「学院生」というワードを耳にするハズ。

「別にそこまで知りたいわけじゃないけど、何か気になる」という人のために、学院生とはなんぞや?をざっくり解説します。さっそく見ていきましょう。

この記事を読んで分かること
  • 学院生はどこから来たか
  • 「学院」とはなにか
  • 学院生のおおまかな特徴

主に、以上の3つについて把握できます。

記事の信頼性

記事を書いている僕は、学院出身です。

学院生って何?

学院生は早稲田大学の附属高校からやってきた人たちです。

附属高校は2つあります。それぞれ、

2つに分かれています。前者は「学院/早大学院/監獄」、後者は「本庄/早本」と呼ばれています。

すなわち、学院出身の女子は全員、本庄から上がってきた人たちです。一方で、学院出身と主張する男子の大半は「学院」から上がってきた人たちと考えて良さそうです。

名前は似ていますが、決して早稲田高校ではありません。

「学院」の所在地

学院は、東京都練馬区上石神井にあります。おなじみの高田馬場駅から、西武新宿線の急行に乗って2駅目・上石神井駅が最寄りです。

西武新宿線の利用者が大半ですが、西武池袋線・JR中央線沿線からバスに乗って来る人、自転車で来る人もたまにいます。

ちなみに、上石神井は「かみしゃくじい」と読みます。

「本庄」の所在地

本庄は、埼玉県本庄市栗崎にあります。東京駅から、新幹線で4駅目・本庄早稲田駅が最寄りです。ただ、定期代が非常に高額になるため、遠距離通学や寮住みを除けば、高崎線の本庄駅からスクールバスを利用します。

この「本庄」はアクセントがちょっと違います。「→↘繁盛」ではなく「→→炎上」です。

「学院」でのライフスタイル

早稲田大学高等学院
早稲田大学高等学院

※ここでは、練馬区上石神井にある学院のちょっと変わった暮らしを紹介します。「とりあえずこれだけ知っておけば十分」程度のあっさりした内容にとどめています。

A~Lまで、合わせて12クラス

1クラス約40人で、ざっと480人はいる計算になります。これが3学年分なので、合わせて1000人以上は在籍しているというマンモス校です。

学院では第二外国語が必修で、クラスは第二外国語で分かれています。
A~Dはフランス語、Eはロシア語、E~Hは中国語、I~Lはドイツ語です。

クラス替えは3年間ありません。したがって、部活その他の団体で知り合った人を除けば、自分のクラス以外の人をあまり把握していません。

体育祭・修学旅行はない

どちらもありません。
代わりに、年1回の球技大会と1,2年生の国内旅行、3年生の日帰り旅行が企画されます。

球技大会は出たい人が出ます。強制されないので、出欠を取ったら帰るという人もいます。
一方で国内旅行は、同じ地域でもクラスごとに行く場所が違います。500人を捌くのが大変だからだと思います。

下駄とサンダルと半ズボン禁止

「下駄とサンダルと半ズボン」が禁止されています。
逆に言えば、それ以外は何してもOKです。髪を染める、バイトするなどはもちろん自由。許可するしないもありません。例えばバイク通学も、駐車スペースを確保できるなら問題ないと思います。筆者は学校を休んで株主総会に行きました。

もっとも、公序良俗・常識の範囲での話です。
教室で焼きそばを焼いたり出前をとったりすると、呼び出されることがあります。

成績+特別考査=推薦順位

どの学部に行けるかは、成績次第。
普段の成績に、2,3年生で受ける特別考査という試験の成績を足し合わせたもので判断されます。「何点以上はこの学部」というわけではなく、成績が高い人から順に行きたい学部に行けるという意味です。言うなれば、3年間受験しているようなものです。

これとは別に、自分の熱意をぶつけて推薦枠をもらう総合選抜という制度もあります。

土曜日も授業がある

土曜日も毎週授業があります。
午前授業ではありますが、1日フリーが日曜日しかなく、意外と辛い制度です。裏口と揶揄される附属校ではありますが、意外と勉強していることもお忘れなく。

家庭科を頑張る

1年生で家庭科を受講します。
まるで料理教室。そのまま夕飯にできそうなくらい、いろいろと作らされます。

例えば、豆腐を一から手作りしました。興味があれば学院生に聞いてください。

部活動の種類が多い

体育会系はラグビー部やアメフト部、硬式野球部が有名。
これらに加えて、アーチェリー部やゴルフ部、ラクロス部、フェンシング部などもあります。

一方で文化系は、グリーや室内合奏団、ラス・ギタルラスといった音楽系。
その他、ジャグリング部、鉄道研究部、理科部科学班・物理班、歴史探究同好会などの特技・趣味系もあります。

いずれも活動が盛んに行われているのが特徴です。
他の高校に比べて変わり種が多いので、学院生にどの部活だったか聞いてみると面白いですよ。
興味のある方は、こちらから確認してみてください。

学院生の傾向を分析してみた

早稲田大学大隈講堂
早稲田大学

【注意】筆者の主観で、必ずしも全員に当てはまるとは限りません。
上石神井の学院生によく見られる行動のうち、多くの人に当てはまっていそうなものに絞りました。

人数が多くて、どこにでもいる

学院生は毎年450人ほど早稲田大学に進学します。
各学部の人数と照らし合わせると、学部によっては在籍者の1割を占めていることがあります。

また、学院生は十人十色です。
様々な団体・サークルに所属しているので、「実は学院生が身近にいた」なんてこともよくあります。

現役・浪人を気にしない

学院は留年生が多いです。毎年10人はいます。

入学したらクラスに留年生がいて、進級したら留年生が降りてきて・・・。
こんなことが日常茶飯事なので、年の違いを気にすることなくしゃべる人がたくさんいます。

統計をとったわけではありませんが、大学でも同様に「浪人なんだ、へぇ」くらいにしか思わない人が多いと思われます。浪人と仲良くなりやすいです。

学食をあまり使わない

学院生は土曜日を除き、昼に外出できない(脱獄できない)ことになっています。
また土曜日でも、飲食店の多い駅周辺まで行くのはちょっと面倒です。このため、昼ごはんは学食で食べる人という人もけっこういます。

しかし、大学に来るようになると食の選択肢が広がります。
ワセメシ巡りをしたり、学会のブラックカードを目指したりする人も少なくありません。そして、確かに学食は安いですが、既に食べ飽きたという人もいます。このような理由から、学食を積極的に使おうとする人があまりいません。

二外の初心者クラスにはあまりいない

先述の通り、学院では第二外国語が必修です。
約3年間、第二外国語を学びます。このため、大学では既習クラスを選ぶ人が多いようです。また学部によっては、学院生を二外既習者として自動登録してきます。

髪を派手に染めることも

一部の学院生に限った話ではありますが、大学入学後に「すごいスピードで派手に髪を染めがち」という意見も聞かれました。学院では、髪を染める染めないは自由です。そのため、趣向が変わった、大学デビューを意識したなどの理由が考えられます。

学院つながりで仲良くなりやすい

学院生は母数が大きいので、実際、知り合いはそんなに多くありません。しかし、たまたまサークルや語学のクラスが同じの人がいたときに「学院出身」が判明すると、それだけで仲良くなるきっかけになることもあります。

例えば、初めて話した人が学院生だったとき。最初は丁寧語で手探り状態ですが、学院生と気づいた瞬間に「なんだ、学院生かよ」と、急にフレンドリーになります。

おわりに

「学院生はどんな人か」についてざっくり解説しました。
学院生に対して何となくでも分かっていただければ幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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